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ブラジルの音楽院MPB/Jazz学科って何?

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Bom dia! おはようございます ご存知の通り、私はMPB/Jazz学科というブラジル音楽とジャズを専門に勉強する学校に通っています。(どちらかというと、ジャズよりブラジル音楽の方が多めかな…) 2014年にブラジルへ旅行する前に、興味があって学校のサイトをよ~く読んでみたのですが、受験の方法や勉強の内容、学費などが全くわからない!! 結局そのまま忘れかけていたのですが、ブラジルに着いて3日目、偶然にもこの学校に通うギタリストに出会い、学校見学に行ったのが始まりでした。その後、無事に入学試験に合格し、現在に至ります。 SNSで学校のことを書いてから、ブラジル音楽を勉強したいという方々からメールをもらったり、実際に見学をしたい方から連絡がありました。 もしかしたら誰かの役に立つかもしれないのでお答えした内容をブログに書いてみたいと思います^^ 入学試験はいつ? 学校は2学期制で、それに合わせて入学試験も通常年2回あります。 近年ワールドカップなどで多少のずれがあったようですが、2月と8月だったと思います。 試験を受けるには、サイトから志願をし、ブラジルにて受験料を払わなくてはなりません。受験料はR$60程度です。募集が出てから3~4週間で締め切られます。 志願する前に、自分が受けたい学科・コースの空きを確認します。 各楽器ごとに定員が決まっているので、募集がない場合もあります。 また、通常の入学試験以外にも中途募集することがあり、私はそこで受験しました。 試験内容は? クラシック科は楽器によっては16歳までは音楽経験なしで入学できる枠があります。 MPB/Jazz学科は現在、楽器経験者のみの募集で、近年は一次試験が聴音(メロディとリズム)、二次試験が実技でしたが、今回の募集から一次試験はビデオ審査になったようです。二次試験は自由曲(ブラジル音楽もしくはジャズのレパートリー)、課題曲と初見です。 人気なのはMPBのエレキギター、ドラムとヴォーカルで倍率25倍なんて時もあるそうです。それに対して定員割れしているコースもあったりします。 何を勉強するの? 実技: 専攻楽器、アンサンブル、ブラジル音楽のリズムアンサンブル、副科ピアノもしくは副科ギター、副科パーカッション(エスコ

楽器とは一生付き合っていくもの

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今日はブラジル関係なく、楽器の話。 昨年末から毎日フルートを練習するようになった。 試しにインターネットで「フルートの吹き方」と検索をしたところ、驚くほどの情報が出てくる。 まずはフルートのアンブシュア。 検索でトップにでてきた日本人フルート奏者の記事は 「口を結んで、少し微笑むように」 後日、私の数人のフルート奏者の友達からもらったアドバイスは 「ため息をつくように」 ショーロ科のフルートの先生からもらったアドバイスは 「Peと発音するように」 とそれぞれ異なる表現。「微笑む」と「ため息」は正反対… このように、アンブシュアは人それぞれ違ってあたりまえ。 人それぞれ唇や歯並びも違うし、やはりいろいろ試していくしかない。 私もサックスのレッスンをする時、ために混乱させてしまうことになるが、何種類もの表現方法を生徒さんに伝えるようにしている。結局は自分の力で自分に合った方法をみつけるしかない。 運指に関しても、ある程度吹ける様になってくると必ず疑問がでてくる。 私は昨年、サックスを吹く際の指の使い方を変えた。 実は音大時代、当時の先生に「左手の構え方が変だね」と指摘されていたが、具体的にどこが変で、どう直せばよいか指導されなかった。 自分でも何が"変"なのかわからず、そのまま続けてきたが、Frevo*を吹く時にその限界がやってきた。 今回は自分でありとあらゆる方法を試してみた。学校の先生や友達に質問、You tubeで見れる映像、ジャズ、クラシック、ポップス関係なく沢山のサックス奏者の指の使い方を見て比べてみた。 そこで発見したのが、"左手の人差し指をキーにどのように置くか"という事だった。 今まではキーに対して円を描くように人差し指を曲げていたが、曲げずに手首を少し手前にひいて人差し指がなるべくまっすぐになるようにした。 たったこれだけで見違えるように変わった。 たったこれだけ…と思ったが、たったこれだけのことに気づくのにとっても時間がかかった。もう楽器をやめた方がいいじゃないかとすら思うほど。 音大時代に先生が具体的に指導してくれなかったのが悪いのでなく、今まで自分に一番合った方法を自らみつける努力をしなかった自分が悪い。 (Beforeの

パワーアップしたサンパウロのすき家に行ってみた!

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Boa noite! こんばんは サンパウロに"すき家"があるのはご存知ですか? 2014年にサンパウロに着いた頃によくお世話になりました。 駐在日本人だけでなく、ブラジル人からもけっこう人気なんです。 そんなすき家が最近パワーアップしているのでご紹介します! ブラジルにて日本食=おしゃれ?? 日本では、時間的にもお財布的にも手軽で人気な牛丼屋さん。 サンパウロに進出した頃のすき家も、まさにそんな雰囲気でした。 私のブログでレポートしています。 参考:  ブラジルはサンパウロですき家の牛丼が食べられる! お店は小さめで、入ったらすぐにU字型のカウンター、奥にテーブル席がありました。 いたってシンプルな内装と、ブラジル人らしい媚びのない接客。 日本食が恋しい私には充分でした。 あれから2年… 久しぶりにリベルダーデで昼食をすることになり、せっかくなので久しぶりにすき家に行こうと思ったら、店内は以前の数倍の規模に拡大され、内装も青森のねぷたを連想するような和風にガラッと変わっていました。 そしてメニューもお洒落にリニューアル!! 詳しくメニューをみたい方はこちら:  SUKIYA Brasil なんとラーメンまで登場!! ラーメンが密かなブームを呼んでいると噂で聞きましたが、まさかすき家までラーメンを始めるとはびっくりです。 その他にも牛丼・カレーに加えて、焼きそばや牛皿と野菜のプレート、抹茶のデザートなどもメニューに追加されました。一方でブラジル人向けに作られたフェイジョンかけ牛丼などは完全廃止。 牛丼にも"" Gyu-don The Tokyo Bowl"なんて英語の表記が…。 値段もだいぶ上がりました。 牛丼(並) 2014年 R$7.9  → 2017年 R$13 R$1=35円で換算してR$13=455円です。 外食は年々値上がりしていますが、これはバールやランショネッチ(軽食店)に比べると、けっこう大きな値上がりかなぁ。 「日本食はお洒落で高価」というイメージという波にうまく乗ったリニューアルのようです。 店舗も駐在員が多い地区以外にも増えているようですし、私が行った平日13時頃も賑わっていま