【実録レポート】リオのカーニヴァル裏話 その1~

リオとサンパウロのカーニヴァル初体験にて、なかなか濃い出来事が沢山あったので紹介したいと思います^^


お独り様でもカーニヴァル
サンパウロでカーニヴァル観戦をしていた時、斜め前に17,8歳ぐらいの少年がいました。彼は独りで座っていて、カーニヴァルが始まるまで暇そうにスマホをいじったりキョロキョロしたり。けっこう落ち着きがない子で、気になってしまい、ちょっと彼を観察することに。笑
1番目のエスコーラが始まると、その少年は会場に配られた旗を振ってエンヘード(*1)を熱唱!サッカーチームがテーマだったので「きっと熱心なパルメイラス(そのサッカーチーム)のファンだろう」なんて思っていたのですが、次のチームの時もエンヘード熱唱。次の次のチームの時もエンヘード熱唱!!どうやら全チームのエンヘードを覚えているようです。。カーニヴァル前になると、全チームのエンヘードが収録されたCDが売られたり、ラジオで放送されたり、もちろんYou Tubeでも聴くことができます。でもエンヘードって、けっこう歌詞が長いんですよ!12チーム分覚えるのはけっこう大変かも。それに独りでも熱唱ってところが気持ちがいいです。
本当にカーニヴァルが大好きなんだろうな・・・と微笑ましく見守りました。
(*1)エンヘード・・・各エスコーラにはパレードにテーマがあり、それについて歌うテーマソング

もう一つのパレード
エスコーラによっては紙ふぶきや紙テープを撒き散らす演出があるのですが、次のチームの影響を及ぼしてはなりません。そのため、各エスコーラのパレードが終わると、お掃除部隊のパレードが始まります。
サンパウロのカーニヴァルはこれがけっこう面白くて、エスコーラの最後の出演者が通った後、物凄い喝采が起きているので何事かと思ったら、お掃除のお兄さんがサンバのステップを踏みながら観客を盛り上げていたのです!笑 
このお兄さんは踊るだけで掃除はしていませんでしたが、あとに続くメンバーはちゃんとホウキを持って掃除していましたよ。ちゃんと掃除できてるか微妙な感じでしたが。。笑 そのあとも、毎回違うパフォーマンスで楽しませてくれました。
一方、リオのお掃除部隊はいたってマジメ。1日目が雨が降っていたというのもありましが、黙々と掃除していましたね。
ちなみにお掃除する人の制服はサンパウロはグリーン、リオはオレンジです。道に備え付けられているゴミ箱の色もその通りです。
お掃除部隊も大活躍!!
暗黙の了解
リオでのカーニヴァル観戦1日目、強い雨に見舞われてしまい、屋根のないスタンド席の観客は過酷な状況でした。みんなレインコートを着ていましたが、中には傘をさす人も。
サンパウロのサンボドロモは傘禁止で、入り口の荷物検査で没収されることがあるそうですが、リオは特に注意もされず。でも、目の前に傘があったら見づらいですよね。
私達の近くにも傘をさしている人がいて、パレードが始まってもたたまないので、見かねた人が傘にゴミを投げつけました!すると会場からは一斉に「(傘を)たため!たため!」コールが。笑 
実は前に野外ライヴで雨が振ったときも同じ体験をしました。たためコール10秒ぐらいで、本人たちも諦めて傘をたたみました。ちょっとケンカのようにも感じられますが、ケンカではありませんし、こういうことではケンカは起こりません。
普段の生活でも、知らない人に対して注意したりする人は多いですね。日本では体験したことのないような経験です。

ホテルにたどり着けない!!
サンパウロからリオへ移動し、空港から宿泊先のラパへ向かう際、タクシーチケットの売り場で予め金額を聞いたら、普段の何倍もの金額を言われてびっくり。
他のタクシーにも聞いてみようと思い、空港の外へ。
タクシー乗り場に列はなく、怪しげなタクシー案内人がいたり、ちょっと微妙な雰囲気。自分でタクシーで捕まえたが、近すぎて断られてしまいました。
次のタクシーにはかなり高い金額を提示され。。
そんな事が何回も続き、歩こうかと思いましたが、辺りは暗いし、カーニヴァル期間中は酔っ払いも多い。ここは安全面を重視し、高くてもタクシーチケットを買おうという結論に至り、今度は別のタクシーチケット売り場へ。
すると、「今日は道でカーニヴァルをやって、通行止め中なので行けません。」との返事!「え?さっきの売り場ではそんな事言われなかった!」と思いつつも、「じゃあタクシー以外でラパへ行く方法はない?」と尋ねると、メトロをすすめられたので、「メトロの乗り場までタクシーに乗りたい。」と言うと、別の係員が「あ、確か今日はメトロも封鎖してるよ!」と。。仕方がないので「歩いても大丈夫かなぁ?」と聞くと、「うーん。今日は辞めたほうがいいかもね。」と笑われ。。
「タクシーもメトロも歩きもダメ!じゃあどうやって宿までいくのよ!!」
と言ってみたところ、近くまで行くバスがあることが判明。
こういう時、代替案をだしてくれるのがブラジル人のいいところ。本当に親切です。(←適当なこと言う人もいますが) 
バス乗り場へ行きましたが、バスが来る気配なし。
でも同じ状況で途方に暮れてる人たちとバスを待っていたら、ようやくバスが着きました!!なんとか宿泊先までたどり着きましたが、本来タクシーでワンメーターぐらいの距離に1時間半ぐらいかかりました。カーニヴァル期間中のリオの移動は注意が必要です。

世界のカーニヴァルファン
リオのサンボドロモは8万人収容。これが2日間なので、相当な数の人達がブラジル国内だけでなく、世界中から訪れます。
私のまわりのパウリスタ(サンパウロの人)は、あまりカーニヴァルに興味がないようで、行ったことがない人が殆どです。
皆、口をそろえて「だって、人がいっぱいいるじゃん、絶対にやだ。」と言います。笑 まぁ、確かに凄い混雑です。基本的には何をするにも並びます。ディズニーランドと一緒です。こればかりは仕方がないですね。
会場にもいろんな国の人が集まってましたが、私が座った席は地元の人が殆どであろう席なので、アジア人は殆ど見かけませんでした。英語を話す人は多かったのです。
私の後ろにいたお兄ちゃんはイタリア人でした。近くにヨーロッパ系のスーパーモデル美女の集団がいて、あまりにも綺麗なので、きっと有名人に違いない・・・なんて思っていましたが、有名人だったらSetor5には座らないかwと自己解決。
ブラジルの芸能人やミュージシャンにもカーニヴァル好きは多いようで、ウィルソン・シモニーニャとジョアン・サビアーも来ていたようですが、指定席に座っていました。
でもSetor5や3を舐めてはいけません!
ここはカーニヴァルファンにとって穴場だそうです。
確かに、席取りで最前列をゲットできれば、最高の眺めです。Setor3ならエスケンタ(開始前のウォーミングアップ)もよく見えます。望遠のカメラを持っていれば、けっこういい写真が撮れると思います。
それに何より、ブラジル人のエンヘード熱唱とバテリアが通るときの歓声とかの中にいると、本当にテンションがあがりますよ!

カーニヴァルのトイレ事情
ブラジルの公共機関のトイレは、驚くほど汚いです。
いや、日本のトイレが綺麗だからでしょう。基本的にはペーパーがなかったり、場所によっては便座もない。(盗まれるみたいです。)ですが、サンパウロもリオも会場にトイレットペーパーありましたね。手を洗った後に手を拭くペーパーもありました。
掃除もけっこう頻繁にしていたようです。
会場にはトイレがありますが、道にはトイレがありません。道でも沢山のカーニヴァルが開催されていますが、この日は飲食店もお客さん以外にはトイレを使わせなかったり、トイレ使用料金を貰ったり、オーダー必須だったりするようです。(まぁ、それが普通かな。)
でも、我慢できずに道端で立ちションする女の子が多い。。友人がサルバドールのカーニヴァルで目撃したという話を聞いていましたが、まさか自分も目撃するとは。。
摩周さん曰く、けっこう多いみたいです。車と車の間で怪しげにしている人はそうみたいです。子供じゃなくて大人の女性ですよ!!こればかりは信じられない。。
この日はなんでもあり!?

カーニヴァルも好きだけど、やっぱり自分が一番好き!
ブラジル人の間で大人気のセルフィー。
セルフィーとは、自分の写真を自分で撮る事で、日本では“自撮り”などと言われていますね。スマホが普及している今、私を含めパレード中は綺麗な山車や美しいダンサーを撮ったり・・・というところまではいいんですが、ブラジルに人はそこに自分も入り込むのが大好き!みんな必死で山車と自分の写真を撮っています。
隣にいたお兄ちゃんも山車が通る度にセルフィー!笑 
しかも普段はけっこう険しい顔しているのに、シャッターを押すときだけ、とびきりの笑顔。この写真は、どうするのかなぁ。。きっとSNSにアップするのだろう・・・なんて余計なことを想像してしまいました。でも、どうみても山車は殆ど写っていませんが。。でも、楽しそうなので、良いでしょう!!

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まだまだ面白い出来事があったのですが、今日はここまで。
カーニヴァル観戦にあたり、日本からいらっしゃったチェンリーさんをはじめ、いろいろな方に沢山のご協力いただきました。ありがとうございました!!
これからも、ブラジルでの体験レポートを続けて生きたいと思います^^

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